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自作PC

少し前になるが、新しいPCを買った。自作モノである。

夏あたりから構想をしていたものだが、何分安い買い物ではないので燻っていたところだった。しかし公私共にメインで駆動させていたノートPC(IBM ThinkPad X40)が最近痴呆気味になってきて、こりゃマズイということで急遽購入に踏み切ったという運び。

構想段階では「ハイスペック」というコンセプトをベースに色々な案が浮かんでは消えた。例えば、完全にビジュアルワークステーションというスタンスでプロパーツを選ぶのか、それとも同等金額をつぎ込んで民生クラスのスーパーハイスペックを目指すか?等等。

一時は自作を断念し、メーカー物のワークステーションにうつつをぬかしたこともあった。HP、DELLは無難なライン、IBMもいいなぁ、最近のFUJITSUやNECの国産勢は如何なものか…。
一番惹かれたのはSUN Microsystemのワークステーション。ULTRASPEARCでお馴染みの同社PCだが、やはりOSがUNIXということもあり実用性に欠けるという理由からただの高嶺の花と化していた。しかし調べてみると現ラインナップのワークステーションの一部はWindowsも動くらしいではないか。しかも価格も許容範囲内。これは事件だった。筐体デザインも流石は老舗ブランドだけあり洗練されたものだ。
しかし問題点もあった。取り扱っている店が少な過ぎる。冷やかしで現物を拝める店といったら秋葉原のツクモ電機EX館くらいなものだ。
様々検討した結果、メーカー製ワークステーションは断念することになった。

と、まあ紆余曲折の今回のPC購入ミッションだったが、結局「贅沢なウルトラスペック民生機」という方向性に落ち着き、また一からパーツ選び、そしてめでたく購入ということでまとまった。

それにしても、現在のPCは以前に比べてより複雑になったものだ、と痛感した。前回の自作組み立てが遠い昔は2001年のことだった。その時に組んだものよりも今回組んだものの方が数段てこずった感がある。組み上がり後のBIOSセットやOSインストール、各種ドライバインストール等は以前よりもスムーズに事なきを得たが、組み立て時は何度もばらし、その度にイライラした。

今では元気に稼動していて、力強さもかなりのものだ。FFベンチマークではスコア7600を叩き出し、ゲーマーでもないのにゲームに対し恐ろしい実力を持った素敵なマシンに仕上がっている。

今後の課題はまずチューニング。CPU,Memory,各GPUのオーバークロックやファンの制御、放熱に関するアレコレ等だ。
後は追加パーツの充実。予算の関係で断念した数々のパーツを徐々に買い集め、組み込む。さしあたってフロント5インチベイ用のファンコントローラー、メモリを更に2GB追加、HDDを追加→RAID組み、V編集用のキャプチャ/ハードウェアエンコーディングボード、物理演算ユニット、遠隔起動ユニット、は最低ほしい。パーツをガツガツいじれるのは自作モノの特権だ。

結論として今回の一件で学んだことは、ある程度の間隔で自作(勉強/研究)をしないと、コンピュータの進歩から取り残されて寂しい思いをする、ということだ。


■マシンスペック(抜粋)
CPU / AMD Athlon64x2 5200+ (2.6GHz)
MB / ASUS M2N32-SLI DELUXE (tipset / NVIDIA nForce 590SLI)
Memory / DDR2 6400 1GB x2 (DualChannel)
HDD1 / WesternDigital 320GB
HDD2 / Seagate 250GB
Graphic / GALAXY (NVIDIA GeForce7900GTX) x2(SLI)
case / Lian-Li 101A
Power / SKYTEC Power Grande (640W max720W)
and more.


PC1

PC2

PC3
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Boot Camp

 お馴染みApple Computerが驚きの動きを見せた。
 Mac上でWindows XPを稼動させるソフト、その名も「Boot Camp」のパブリックベータの配布を本日より開始したのである。Intel CPU搭載のMacで、OS X/Ver.10.4.6以降でないと動かせないみたいだが、エミュレータではなく、マルチブートでキチンとWindowsを稼動できるようである。
 今までも「soft Windows」や「virtual PC」など、Mac上でWindowsOSが動くソフトはあったが、どれも結局エミュレータで、使い勝手は今一つであった。だが「Boot Camp」は違う。MacがIntel CPUを搭載したが故に成せる技である。
 MacがIntelプロセッサを搭載した時も相当驚いたが、今回もそれ相応に驚いた。まさかMac OS XとWindows XPをマルチブートできるようになるなんて、考えもしてなかった。
 「Boot Camp」はソフト単体としての販売予定はなく、あくまで次期OS X(10.5)「Leopard」に標準装備される予定だそうだ。
 Apple曰く、Mac上でWinを稼動させることによって、如何にMacというコンピュータが優れているかをWinユーザーに知ってもらい、Macユーザーとして導引するのが今回の「Boot Camp」の開発目的だと主張しているが、オレは逆効果も大いにあると思っている。Macユーザーがこれを期にWinに触れ、やがてWinユーザーとして流れていくのではないか?
 Mac OS Xは非常に優れたOSだと思う。かつてのMacOSの良い所を継承しつつもUNIXの長所をふんだんに活かしている、素晴らしいOSだ。洗練されたGUIはとても他のOSには真似できないだろう。しかし、汎用性、使い勝手、拡張性というOSとして最も大切な要素はWindowsの足元にも及ばないと思っている。パソコンをどういった目的で使っているかにもよるが、オレの使い方では、Mac OS Xはとてもじゃないが不便だ。
 オレはWinユーザーでもMacユーザーでもない。どっちも使用頻度が高いし、目的に応じて使い分けている。いつもどっちもどっちだと思っている。だからどっちの肩を持つ訳でもないし、むしろどーでもいい。どちらかに固執し、もう一方を罵倒する奴がいたら、その理由を聞いてみたい。どうせ犬も喰わないようなクダラナイ理由だと思うがw
 …話がそれたが、オレはどうもAppleの経営方針が気にくわない。確かにAppleはいつだって素晴らしいモノを提供してくれる。MacもiPodも重宝している。だけど、昔からのその独占的な経営が鼻につく。もっと技術・情報を他のメーカーとシェアし、競合・切磋琢磨して業界全体を活性化する義務があると思っている。「Boot Camp」の発表はそのAppleのイケナイ傾向が緩和されたのか、と思い喜びを感じた、のも束の間、声明を読んでガッカリした。結局またWinのユーザーが云々…。とほほ。もっとカッコイイこと言えよ。 そんなことだから、iTunesのことでフランス政府から茶々を入れられるんだよ!でも応援してるよApple。基本的には好きだから。

アップル、Boot Campを発表(アップルコンピュータ)
Boot Camp Download(米アップルコンピュータ)
Apple、「iTunes」事業で仏市場から撤退も(日経BP)


Boot Camp
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パソコン

 オレが初めて「パソコン」というものに触れたのは幼稚園の頃。自宅にあった父親のNEC PC8800だったと記憶している。5inchフロッピーディスクが高価な時代、記録媒体はカセットテープ、簡素な起動画面、GUIなんて勿論無く、コマンドを打ちプログラムを走らせるだけ。やっていたことと云えばドアドアなどのゲーム。パソコンというものが何のためにあるのか、何をするものなのか、今一つ理解していなかったが、ただただ興味津々だったことは憶えている。
 その時代からかなりの年月が流れ、成長したオレが次にパソコンに再会したのは1994年初夏、高校1年の時だった。父親の知り合いであるグラフィックデザイナーの家で出会ったのが、Apple Macintosh LC IIIであった。気軽に触らせて貰え、これまた興味津々に初のマウス操作(PC8800はマウスなんて無かった)。Photoshopでイラストを描いてみたり、初めてパソコンに無限の可能性を感じた時でもあった。
 それから2年、我が家にGUI搭載のパソコンが初上陸したのは1996年夏、Apple Macintosh PowerPC 7600だった。OS7.6、Photoshopはバージョン3、イラレは幾つだったかな?とにかく規制なしにいじくりまわせることに感無量、ひたすら研究に没頭する毎日であった。
 更に2年、大学に入り、とうとう自分専用機が導入されたのは1998年夏。感動のApple Macintosh G3 MT266MHzである。OS8.1、Photoshop5、Illustrator7、インターネットこそ繋いでなかったものの、毎日寝ずにいじり倒した。せっかくの夏休み、殆ど家から出なかったのを憶えている。

 あれから早8年。その後、自作ワークステーションを組み(Pen3/WinNT4.0)、マニア心からApple Powerbook 2400cを買い、Apple Powerbook G4/400MHzに進み、Apple Macintosh G4/933MHz(クイックシルバー)を手に入れ、IBM ThinkPad X40をメインPCとし、Apple ibookを譲ってもらい、オレはパソコンに囲まれた生活をしてきた。
 しかしながら、どんなにいいパソコンを手に入れようと、PC8800を触った時の興味、LC IIIに出会った時の衝撃、7600を迎えた時の期待、G3を手に入れた時の感動、それぞれの衝動を超えることはこの先無いだろう。

 パソコンは時代と共に劇的に進化な遂げ、今もなお成長している。オレがPC8800で遊んでいた1982年からたかだか20余年、その頃、誰が現在のパソコンの在り方を想像できただろうか。しかしその進化が、パソコンは誰でも何でも出来る便利なマルチ家電というナンセンスな印象を社会に植えつけた。パソコンはオモチャでも、ビジネスツールでもない。人間の手先ではないのだ。もっとパソコンに愛情をそそぐべきではないだろうか。
 自分が初めてパソコンに触れた時の感動と不安を思い出してほしい。パソコンという素晴らしいテクノロジーが一体何なのか、今一度確認できるかもしれない。


Live 5
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